お金がほしい

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2020年10月をもって更新をストップします。永らくのご愛読ありがとうございました。

凪のあすから 第17話「ビョーキなふたり」感想

アニメ初鑑賞。原作コミック未読。
素人がテキトーなことを書いているので、訂正や批判等あったらぜひにコメントお願いします。

 

前回までに残った謎

・うろこ様の正体(一応)
・9話ラストでまなかが赤ウミウシに告げた内容
・紡くんが13話にて海に落とされた(設定上の)理由
・海から帰ってきた光(と要)が裸になっていた理由
・美海がエナを獲得したときに聞いた音(美海にだけ聞こえる理由)

 

↓前回の記事↓

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以下ネタバレあり。

 

本編は、再び全裸に剥かれた要からスタート。
なぜこのシーンを再放送する必要があるのかは謎だが、何やらスタッフの強い意思のようなものを感じる。


あかり「美海、光!要くんが目を覚ましたって!」

 

普通、要の話題ならば光の名前を先に呼ぶはず。
美海を先に呼んだ理由があるとすれば、さゆのことを気にかけた美海があかりに相談してたとか?

ちょっと深読みしすぎだと思うのでこれ以上は自重するが、気になるところ。


光と美海が要のもとへ向かうと、ラッキースケベに遭遇。
さすが主役を張るふたり。古今東西ラッキースケベに遭ってこそアニメの主役になれるというものである。


OP明けて、ちさきが登場。
光が目覚めたときにはあれほど渋っていた再会だったが、要のもとにはすぐ駆けつけている。

冬眠明け第一号の光と会って、自分の中の蟠りをやや解消できたからとも捉えられるけど、それだけ光が彼女にとって大きな存在であったことの証明にもなった。

逆に、要のことはそこまで(

ちさきとて要との再会に涙しているので、さすがに冗談です。すみません。

 

要「本当に地上に残ってたんだ。元気そうだね、ちさ…」

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私たち、結婚しました

なにこれしんどい(笑)
いや、笑えないよぉ。

 

要は目覚める直前、砂の流れるような音を聞いたという。
それは美海が光を発見する直前、そしてエナを獲得したときに聞いた音。


あかり「色々変わっちゃってびっくりしたでしょ」
要「そうですね。でも、変わらないものもある」

 

そう答えながら、要はちさきを見つめている。
そのちさきは、まなかのことしか考えていない光を見つめており。

だからこそ要は「ちさきが光を好きなこと」こそが、5年後の世界でも不変のことだと考えている。
あるいは、そう考えようとしている。


地上に家を持たない要は、よりにもよって木原家に寄寓することに。
そこではまるで長年連れ添った夫婦のように息の合った様子をこれでもかと見せつけられ。。。


要は平静を装っていたが、まじで見てられん。もう今後はさゆの家に住まわせてもらえよ。


翌朝。ダブりの先島はすでに舐められている模様。
そんな光を温かい目で見つめる美海と、その後ろで少女漫画になっているさゆ。

やはり前話は今回につなげるための、さゆの株上げ回だったか。
やったねこれで君も立派なメインヒロインだよ。


場面変わり、カモメを見る要。ダジャレかよ。
1羽だけ群れを外れるそのカモメを見つめながら、ちさきのことを思い出す。

「変わってない…かな」

そのカモメは一人で帰るさゆのもとに降り立つも、狭山のせいで飛んで行ってしまう。


狭山と別れた要はさゆをすぐに判別できず、それにショックを受けたさゆは涙目で走り去る。

そこにタイミングよく悪く現れたのは、要の想い人であるちさき。
自身は要ルートを選択しないのに、要にさゆルートを進ませない悪女ぶり(笑)

 

要「ちさきは変わったのかな」
ち「5年分年は取ったけど」

 

ちさきは、自身が変わっていないと主張。
もし変わっていると言いたいならば、語尾は「からね」とするはず。

それは要を安心させるためか、自分自身にそう暗示をかけているからなのか。


個人的にちさきは紡くんルート一択だと確信しているので、この発言は欺瞞、良く言っても建前としか思えない。
どんなに光が「お前全然変わんなくて安心した」と言っても、やっぱりどうしようもなくちさきは変わっているし、その現実に向き合う日は遅かれ早かれ来る。

そのとき横にいるべきは、幼少期を共に過ごした光でも要でもなく、同じ年月を過ごした紡くんではないかと。


翌日。
エナができて(光にまた一歩近づいて)ニヤニヤの止まらない美海とは裏腹に、さゆは落ち込んだ様子で登校。

放課後、そんなさゆを探しに美海が学校の敷地を回っていると、偶然光と要の会話が耳に入る。

 

要「たった数日前に目覚めた光ですらそう(変わった)なんだから、5年たてば」
光「そうか、そうかもな。だったらもう変わらねぇ。これ以上変わったら、まなかが起きたときにびっくりさせちまう」

 

男同士の友情は良いですね。光×まなかルートとか要×さゆルートとか言ってたけど、これは光×要の可能性もあるな(名推理)


という一視聴者の感想は置いておき、エナができたからといって事態が好転しないことに落ち込む美海さん。
ただ、落ち込んでいるのはさゆも一緒で。

 

美海「少しは近づけたと思ったのに」
さゆ「全然遠いままだよ」

 

その後、みたび言い争いになる2人だが、美海は意地になっているさゆを想ってのこと。
さゆもそれは分かっているものの、素直になれない。

 

「5年も想い続けているなんて、自分に酔っぱらっているだけだよね!気持ち悪い、みっともない、最低、ビョーキだよ!」

 

表向きはサブタイトルが回収されたようだが、凪のあすからはサブタイトルを回収しないことに定評のある作品。そうなのか?
本話の裏主人公であるマダムキラーこと要や、彼女らと同じように5年もの時空を越えてまなかのことしか考えていない光だって十二分にビョーキであろう。

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太陽の光を使って対比構造を生み出す演出が細かい

しかし今回はよくカモメが出てくる。
美海とのいさかいでは、さゆの心のざわつきを象徴するかのように終始ガヤガヤと鳴いていた。

そしてさゆと要の“本当の意味での”再会時には、さゆの横をついてきている。

 

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役目を奪われたカモメと、めっちゃヌルヌル動くさゆ


演出を味方につけたさゆは強いぞ(笑)
これはさゆルートあるか…!?


と希望の光が見えたところで、お次は美海のターン。
光を諦めるにせよ正面からぶつかるにせよ、美海は恋敵であるまなかに会わなければいけない。

それに、光や要同様まなかも全裸で地上に放り出されたら困っちゃいますしねぇ。

美海は自ら汐鹿生までの案内役を志願するも、危険だということで周囲から反対される。
しかし光だけはその心意気を買って「頼むぜ、美海」と依頼。

まぁきっと光はまなかを見つけられる確率を高めたいだけだと思うけど(笑)


そして、その決行日。

 

ちさき「私、本当に行かないでいいの?」

普通、5年ぶりに故郷に帰れて、それも幼馴染を探しに行くのであれば万難を排してでも行きたがると思うのだが。
紡くんなりに気を遣ったのか、もうちさきは地上に染まってしまったのか。。。

 

今回は特にちさきの(真顔に近い)思わしげな顔が多く、要の再登場以来難しい立場であることが分かる。
紡くんに心配されたときも「全然平気!」と空元気で応えていたが、あの一つ屋根の下でトライアングル恋模様はさすがに堪えるものがある。

 

以前よりも苦しい境遇の要さんに、安寧の日々は訪れるのか。次回に続くっ!

 

 

  • おまけ

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愛娘が光に触れられて心配しちゃう至さん。ちゃんとお父さんである

 

残った謎

・うろこ様の正体(一応)
・9話ラストでまなかが赤ウミウシに告げた内容
・紡くんが13話にて海に落とされた(設定上の)理由
・海から帰ってきた光(と要)が裸になっていた理由
・美海がエナを獲得したときに聞いた音(美海にだけ聞こえる理由)

 

 

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