お金がほしい

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先に謝っておきます。ごめんなさい。

我々は本当に自分で決めているのか?

行動経済学の著書『予想通りに不合理』を執筆したことでも有名なダン・アリエリーは、かつてこのような発言をした。

 

我々は本当に自分で決めているのか?

と。

 

何を言うか、シャイクスピアの名言に「人生は選択の連続である」とあるように人間は誰の力にも拠らず自分の意思で未来を切り拓いてゆくものに決まっておろう。
上記の命題を聞くと、このように考える人も少なからずいるかもしれない。


だが、周知のとおり我々は一人では生きてゆけない。
生まれてすぐは一人で糞尿の処理もできないし、言葉も喋ることができない。

大人になっても仕事は一人では務まらないし、一人では子孫を残すこともできない。

だから人間社会はいつも他人という存在が居て成り立っている。


ただこれは金八先生の言説を肯定しているわけではない。
メディア各所で「人という字は~」というセリフが袋叩きにあっているが、僕個人としては宇宙兄弟の茄子田理事長の言葉に賛同したい。

www.youtube.com

こんなこと書いておいて、僕個人としては宇宙兄弟を観たことすらないんだけどね。

というかなんでピンクのペン跡消えるの?こわっ


とはいえ、金八先生も茄子田理事長も主張は食い違っているが共通項もある。
それは「自分以外の誰か」という存在の大切さを説いている点だ。

畢竟、双方の所論は上述の一面によってけだし名言たりうる。
と僕は思うのだ。


さてここで主題に戻るが、我々は本当に自分で決めているのだろうか。

決断を迫られたとき。一か八かの大勝負に出なければならないとき。
その決断の根底を流れるのは本当に自分の意思なのだろうか。


分かりづらいので一例を挙げよう。

10歳のA君がTシャツを買おうと思い立ち、出かけることにした。
ただ、A君はユニクロに行こうかしまむらに行こうか迷った。
どちらも安価な良品が揃っているために判断基準が定まらず、決めあぐねていたのだ。

しかしここでA君はふと思い出した。
そういえば少し前に父が「この前しまむらで買ったシャツが不良品だったんだよなぁ」とぼやいていたことを。

改めてA君は再考した。
だがA君の心はもう固まっていた。
そして決断する。

「よし、ユニクロに行こう」と。


例えば、こんな感じである。

ここで登場したA君をあえて10歳に設定にしたのは、もうお気づきかもしれないが父親の影響を多分に受ける存在だからだ。

A君はなぜ迷っていたのか。
どちらが好き嫌いという感情もなく、甲乙つけがたったからだ。

それを現状を打破したのは父の言葉。
それすなわち先ほどは決断の根底と表記したが、いわばA君の「行動指針」である。

A君は自分から進んでユニクロを選択したのではなく、父の言葉によってユニクロを選択させられた。
これが主題=ダン・アリエリーの解釈だ。


ちなみにこれは高等学校の国語の教科書に載っている夏目漱石の「こころ」でも類似のシーンがある。

「私」がお嬢さんを慌てて囲い込んだのは、Kの発した「覚悟」の意味を取り違えていたからである。
Kは別の意味で覚悟(ここは様々な解釈があるので明言は避ける)という言葉を使ったのだが、「私」はそう思わなかった。

 

私はただKがお嬢さんに対して進んで行くという意味にその言葉を解釈しました

 ―夏目漱石「こころ」より


「私」はお嬢さんに気があったものの、それまでは有耶無耶にしてきた。
ただ、ここで「Kの覚悟」によりお嬢さんを取られてしまうのではないかという焦燥が「私」に性急な決断を迫ったのである。

よって「私」がお嬢さんに結婚の申し込みをした「行動指針」はKにあったと言える。

 

こんな感じで何かにつけて人間とは気付かないうちに誰かの、あるいは何かの判断基準を設け、それに従って行動している。

かつて当ブログ内でAO木君の淡い恋物語について記したことがあったが、その序盤で同じようなことを書いていた気がする。

ex-finprethe.hateblo.jp

要するにさっきから偉そうなことばかり書いているが、これもまた誰かの模倣に過ぎない。
そんな話である。

 

さて。
ここまで「らしくない」テンションで駄文を書き連ねてきたが、僕が本当に言いたいのはこんなことじゃない。

今回わざわざ遠回りに前置きをタラタラと据えたのも、これが言いたかっただけのこと。
そう、それは・・・


低反発枕ってどう考えても高反発だろうが!


これなんだよ。

 

皆さんよ、世間の意見に流されていませんかい?
「へぇ、低反発なんだー」って、深く理解しないで鵜呑みにしちゃってないですか?

 

いやだって高反発枕ってさ、指で押すと軽い力で沈み込むじゃない。
そりゃ多少の反発はあるけどほとんど気にならないレベル。

一方の低反発枕って結構な力を込めないと沈まないの、めっちゃ反発してくるじゃねぇかコイツ!何が低反発じゃボケェ!ってなりません? ・・・ならんか。いや、ならんな。

ん?もしやこれって弾性力のことを言っているのか?
・・・分からん。分からんぞ。

 

 

なので誰か。。。誰か教えてください。