トリセツ
※当記事は西野カナの「トリセツ」を侮辱した内容ではございませんので、ゆるふわ系女子の方々も安心してご覧いただけます。
・・・でもAメロでは基本的に丁寧語だったのにサビになった瞬間タメ口になるのはどうかと思うの。まぁいいや。
さて。何の脈絡もなく申し訳ないが、最近僕は怒っていることがある。
それはタイトルにもあるとおり「取扱説明書」に対してだ。
マジで何なの。ひじょーに許しがたい。
というわけで今回は久しぶりに愚痴だけをぶちまける悲惨な記事になるので皆さん覚悟しておいてください。
退出するなら今のうちです。
では心の準備が整ったということで早速。
とりあえずコイツから。
- 分厚すぎる
これはねぇ。
まぁ物によってはしょうがないんだろうけどさ、めっちゃ厚いしめっちゃ重いんだなこれが。
購入時にダンボールが妙に重いから製品が重いのかと思ったらお前が分厚いせいだったのかよ。
しかもよりによって上質紙とか使ってるから、持ち方を変えればもはや鈍器。人が死にます。
でもたまにね、ページをペラペラとめくっていると、紙の間で蚊が死んでいたりするんだな。
もう何年前に死んだかも分からないような、完全に体内の水分が抜けて綺麗な標本みたいになってるやつ。
あぁいうのを見ると、馬鹿と鋏と取説は使いようだな、なんて思ったりもする。
・・・まぁ、ごく稀に蚊の足が血痕にこびり付いていたりもするんだけど。
- 「お困りのときは」欄の無能感
製品を使い始めてから取説を引っ張り出してくるときというのは、大抵の場合「あれ、なんか様子がおかしいぞ・・・?」とか「故障かな?」って思ったときがほとんど。
だから一番最後付近に掲載されている「困ったときは」と書かれたページを見るんだけど、まぁこれが使えない。
たとえばテレビの説明書。
テレビが映らない → コンセントは入っていますか?
アホかぶっ飛ばすぞ
どう考えても馬鹿にしているとしか思えない。
そりゃ世の中色々な人がいるけどさ、その程度で解決できるような問題なら取説とか読まないわ。
だいたい電源ケーブルが入っているかどうかも分からないって、年古りたご老人とかでしょ?
そんな老眼真っ盛りの人たちがねぇ、取説なんか読むわけがないじゃないの。
だからそのスペースにもうちょっと有用性のある内容を掲載していただきたいなぁと。
結局その欄の一番最後には「詳しいQ&Aは当社webサイトをご覧ください」ってお前の存在意義よ!
いや、まだあるんだよ。
- 2色カラーとデザインの限界
もうね、これはしょうがない。
本当はこんなこと言っても仕方ないなんて分かってるんだけどさ。
いや、実は先日書類の整理をしていたら20年前くらいに発売された電子レンジの取説が発見されたんだけどこれがまぁヒドい。
最近はペーパーレス化とかに伴ってカラフルな取説も多くなってきたんだけど、でもまだ白黒とか青と黒とかが一般的だと思う。
そんな中作られたビンテージ物の取説は、謎の女性が順を追ってあれこれと説明する様式のものであった。
が、とりあえずお前。
誰だよ。
こっちなんてもはやコナンの犯人。怖い。
それから電子レンジの機能応用ということで、レンジを使ったレシピの写真が掲載されていたのだが、
こんな感じで、これはネットから流用したんだけどもはや何の料理なのか訳が分からない。怖い。
ともあれ、きっと取説って誰かの残業の末に出来上がったものだと思うから、その結晶として大事に保管だけはしておきたいと思う。
・・・まぁ、もう廃棄した製品の取説は要らないけどね。