お金がほしい

お金がほしい

2020年10月をもって更新をストップします。永らくのご愛読ありがとうございました。

個人的なB’zの良さを綴っただけのお話

本日はやっとこさB’zのニューアルバムの情報が解禁されたということで、個人的なB’z愛についてひたすらに書きなぐっていこうかと思う。
今回は本当に好き勝手書きます。ごめんなさい。


とその前にまず僕がB’zを聴こうと思ったきっかけを語るべきだと思うので、ちょいとその話を。

まぁ理由といっても至極単純なもので、とあるB’zファンの友人という存在が大きかったのだが、正直僕自身まさかここまでB’zにどっぷりハマることになるとは当時夢にも思っていなかった。

だってそれまではせいぜいultra soulやイチブトゼンブ、そしてOCEANを聴いたことがあるくらいのもので、そりゃB’zというビッグネームは認知していたものの「もっとこの人たちの曲を聴きたいな」と思うには至らなかったからだ。

いや、僕だってファンになる前から稲葉さんの超絶シャウトや松本さんの卓越したギターテクは「マジでやべぇなこの人たち...!」と強く尊敬していた。
そして松本さんのソングライティング力はもちろん、稲葉さんの詞の並べ方に至るまで「日本のトップミュージシャン」たる理由くらいは把握していたつもりだ。


でもみなさんも経験の1つや2つあると思うけど、新しくバンドを開拓するって作業、正直めちゃめちゃ面倒臭くないですか?

曲を覚えれば、そこからはいいんですよ。
一度記憶に定着してしまえば「マジで最高だわ」ってなるんだけども、しかしそこまでの道のりが本当に大変。

特にB’zなんて長いキャリアの分だけめちゃくちゃ曲数あるじゃないですか。
300以上もの楽曲をね、今後1から憶えていくぞ!って。

その覚悟は生半可な気持ちじゃ務まらないと思うんです。


では何故そんな僕がB’zを聴き始めたのかというと、ごめんなさい。
その理由は自分でもよく分からない。

いや、きっかけは言わずもがなB’zファンの友達という存在がいて、その彼と一緒に何曲か聴いたり動画を観たりしているうちに少しずつ引き込まれていったということは憶えているのだが、その後「よし、B’zのアルバムをコンプしよう!」と思うに至ったきっかけがどうしても思い出せない。


でもおそらく、今思えばその時点で僕はもうB’zにハマっていたんだと思う。
僕はいつの間にかその友達を介して、稲葉さんの履くホットパンツの虜になっていたんです。


そういう訳でその日を境にして積極的にB’zを聴き始めるようになった僕。
当時は確かベスト盤が新譜として発売されたばかりだったのでひとまずB’z入門としてそこから入り、その後は曲を段々と憶えてきたあたりでオリジナルアルバムにもどんどん手を出すようになった。

 

さて、話は変わるが、僕という人間は父の影響で1970~80年代の洋楽に造詣が深い。少々手前味噌な表現で申し訳ない。
でも当然周りにはそんな人いなかったから小学生の頃は誰かと音楽の話をすることなんて殆どなく、それが若干のコンプレックスでもあった。

だが時が経ち心身ともに成長するにつれ、これは僕のアイデンティティではないのかと。
他人とは違う立派な個性なのではないかというように考えを改めることができた。

だから僕は、今現在は専ら日本の音楽が中心だが、それでも洋楽を嫌いになったことも興味を失ったこともこれまで一度たりともない。


さて、話は戻ってB’zというユニットは、知れば知るほどにそんな経歴の僕をしばし興奮させた。
彼らのルーツについて詳しく調べたことはないが、曲に触れていると僕が幼少期から触れてきた音楽ととても近いものがあるのではないかと感じることが多々ある。


レッド・ツェッペリンイーグルスマイケル・ジャクソンのオマージュも、聴いた瞬間つい頬が緩んでしまうくらい僕にはツボだった。

それに、2年半前のアルバム「EPIC DAY」に収録されている「アマリニモ」の前奏を最初に耳にしたとき、ボンジョビニッケルバックから感じるようなロック色の強い音を聴いて僕は本当に嬉しくてたまらなかったのだ。

 

でもこんなこと書いているけど、B’zの一番の魅力はやっぱり歌い手の稲葉さん自身にあるのだと思う。
無論松本さんもとんでもなく凄いのだが、30年近くB’zというトップアーティストのフロントマンとして役割をこなしている稲葉さんに、どうしても僕は注目せざるを得ない。

これはB’zファンでもそうでなかろうと知っていると思うが、稲葉さんの歌声、もとい歌唱法は初期と比べて大きく変化している。
初期の頃は低くてちょっと渋い声に、高音に近づくにつれしゃがれの目立つようなハスキーボイスが色っぽかった。

それが今では突き抜けるような稲葉さんの高音ボイスがB’zの代名詞にもなっている。
その声はただ高いだけでなく太さもあり、ねじ伏せるようなシャウトは圧巻。

誰が聴いても初期と後期では稲葉さんの声が違って聞こえるだろう。

 

それが実に、いかにも人間味があって好きだ。

 

稲葉さんの声はあんなにも凄いのに、それが天賦のものだけではなく努力によって得た才能だというところがカッコいい。
今も進化し続けるあの声は、どこかの記事で読んだが長い年月をかけて稲葉さんなりに研究を重ねた賜物だという。

おまけに稲葉さんが書いているB’zの歌詞は、ファン以外には認知されていないが自分から半径50センチくらいの内省的なものがとても多く、人間臭さに溢れている。


稲葉さんは凄すぎるので、彼は実のところ人間ではないのではなかろうかと睨んでいるのだが、しかし彼の紡ぐ歌詞は紛れもなく1人の人間が作っている。


当たり前だけど、稲葉さんだって毎日呼吸しているし食事を摂るしうんこもする。
僕たち一般人はつい彼のようなスーパースターを雲の上の人のように神格化してしまうが、彼もどうやら人間らしいのだ。

だからどんなビッグになっても最終的に「ちっぽけな1人の人間」である稲葉さんが、最高にカッコいい。

 

さて、そんなB’zが11月29日にニューアルバムを発売するということでその収録曲を見たのだが、

B’z NEW ALBUM「DINOSAUR」

収録曲(曲順未定)

・Dinosaur
・声明
・Still Alive
・CHAMP
・愛しき幽霊
・King Of The Street
・Purple Pink Orange
・ハルカ
・それでもやっぱり
Queen Of The Night
・弱い男
・ルーフトップ
・SKYROCKET

 

bz-vermillion.com

配信シングルの「フキアレナサイ」と「世界はあなたの色になる」は入らないんですね。


でもね、GO FOR IT, BABYのときもそうだったけど、そういうところが好き。
アルバムを1つのコンセプトとして考えたときに、イメージの合わない曲を収録しないというのが洋楽的でとても好き。


ちなみに個人的には「Purple Pink Orange」という、ワケの分からない 聴くまでまったく想像のつかないタイトルの曲が主に楽しみ。

また何かあったら追記します。