ピザが食べたいというわけでもない
断じてそんなことはない。
ピザが食べたいなんて思っていない。
応募ページに「ピザが食べたいシーズンですね」などと書いてあるが、そもそもピザが食べたい季節とは何なのか。というかそんな季節あるのだろうか。
今は鍋とかおでんとかみかんとかが食べたくなる季節だろう。
ピザの良さというのはオールシーズン楽しんで食べられる点にあると思うので、こういう情報操作はよくないと思う。でもこうやって書いているうちにだんだんピザが食べたくなってきた。おのれはてなブログめ許さん。
まぁ今回ピザについて書いているのは、今週のお題が「#ピザが食べたい」だったからという理由にほかならない。
なんでも最優秀投稿には豪華特典が付与されるらしく、年の瀬に一発当てたい僕はこのビッグウェーブに乗っかったわけであるが。
Amazonギフト券っておい、ピザ全然関係ないじゃねぇかよどういうことだよ。
でもいいんだ。僕は気にしない。ピザよりも3万円が欲しい。当選したら寄付するとみせかけて電子レンジを買う。
うちの電子レンジは買った初日からぶっ壊れていて、70度設定でご飯を温めると気を遣って90度にしてくれたり、味噌汁を沸騰させてくれたりするのでもう限界なのです。
さぁ、ぜひとも皆さんの清き一票をわたくしめに。
ということで役目は果たしたのでここで今回の生地記事を終了してもいいんだけど、せっかくピザについて書いているのだしおそらく今後二度とピザに言及する機会もないと思うのでもうちょっと引き伸ばしてみる。ピザだけに。
直近で僕がピザを食べたのは数ヶ月前に宅配ピザを頼んだときなのだが、その日はドミノピザがセールをやっていて5割以上割引されるという大変お得な期間中だった。
ドミノピザは20分以内に届かなかったら次回Mサイズが無料になる『ミッション20ミニッツ』とやらを謳っているだけあり、しかも店舗自体そこまで遠くではなかったので配達はスムーズなのだろうと勝手に思っていたら、不意に一本の電話がかかってきた。
「ドミノピザですけど、先ほどご注文いただいた商品の配達は1時間半後になりますので」
時刻は22時をまわり、夜風が冷たさを増し町も眠りにつく時分の、そんな宣告だった。
「マジか...」とは思いつつも認知的不協和というのかな、「じゃあやっぱやめまーす」とは言い出せず、結局1時間以上待ってピザが到着。
いや美味かったけれども、なんというかしょっぱい気持ちになりました。ピザだけに。
ちなみに低FODMAP食に傾倒している僕がピザと聞いて思い出すのはこれ。
アメリカ人女性が生み出した「カリフラワーピザ」という存在をご存知だろうか。
普通ピザの生地といえば小麦粉だろうが、このピザではカリフラワーをトッピングではなく生地の材料として用いるのが特徴。
低FODMAPというよりグルテンフリーと言ったほうが親しみがあるかもしれないが、これまでピザを食べられなかった小麦アレルギーの人がピザを食べられるようになるなら良いことだと思う。
もしこのブログを通じてひとりでも多くの人が低FODMAPないしグルテンフリー、ひいてはハラルやヴィーガンという存在を知ってもらえたなら本望。
なお低FODMAP食は食品アレルギーに関係なく、IBS(過敏性腸症候群)の人が腸内環境改善のために取り入れることも多いので(実際僕もそのひとり)、腹痛で悩んでいる人がいたら実践してみるのもオススメ。
同じ石釜の飯を食った腹痛の仲間として、多くの人が改善の途を辿ることを期待している。
そしてゆくゆくは、「小麦がすべて」という日本人の焦げついたイメージを払拭すべく、皆々がグルテンフリーに目覚めてくれればなぁと思う。
ピザ全然関係なくなっちゃったけど、まぁいいよね。
たまにはこうやってトッピングトピックを膨らませるのも大事だなぁということで、さて今回私はいったいいくつものダジャレを披露してしまったのか。
みなさんの苦情で耳が痛くなりそうだが、ドミノピザつながりでどうか許してほしい。
ほら、本家もダジャレを使い倒してるみたいだし。ドミノ・ピザだけに。