お金がほしい

お金がほしい

先に謝っておきます。ごめんなさい。

日本は小麦アレルギーの人を殺そうとしている

以前からこのブログでは公表してきたところであるが、改めて言うと僕はお腹が非常に弱い。
1週間に1回は必ず腹を下していたし、高校生のときなんて体育の最中だろうとテスト中だろうとしょっちゅう抜け出してはトイレに駆け込んでいた。

授業中に「やってられねぇ」と抜け出すなんてまるでただの悪ガキだが許しておくれ。
悪いのは僕じゃなくてお腹の調子だけなんだよ。

 

というわけで最近は低FODMAP食というのを実践している。
あくまで一説だが、なんでも人間のお腹の不調というのは食物中に含まれるあるものを摂取することにより引き起こされているらしいのだ。

ならば話は簡単で、その原因を排除すればいい。
・・・と言葉にするのは容易いのだが、実際にやってみるとこれが意外と難しい。

FODMAPとはお腹の不調を誘発する原因食物の名称の頭文字を取ったもので、その中にはオリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールと呼ばれるものがある。

 

まぁ調べてもらえればすぐにヒットするけど、実際こんな感じ。

 

Fermentable:発酵性
Oligosaccharides:オリゴ糖
Disaccharides:二糖類
Monosaccharudes:単糖類
And
Polyols:ポリオール


名前を聞いただけではイメージがつかないだろうが、要するに大豆、小麦、乳製品、果物(一部)、海藻類などの食品摂取を控える、という食事法だ。


これを1ヶ月ほど実行すると効果が現れて来るらしいのだが、食品アレルギーを持っていなかった僕がいきなり小麦、大豆、乳製品を断ち切ることになる代償というのは計り知れなかった。

 

例えば小麦である。
パンやパスタはもちろんのこと、大好きな鳥の唐揚げやエビフライまでもが突如NGとなってしまったのだ。


蕎麦ならOKなのでいざ蕎麦を食べようとすると、どういうわけか原材料の欄に小麦が堂々ランクイン。
おまけに「これならいいだろう」と手に取った品々にことごとく「原材料の一部に小麦、乳製品を含む」とか書いてあってもれなくアウト。


もしかしてこの国で真面目に低FODMAP食を実践しようとしたら餓死するんじゃないの?と本気で思った。


いや、これを実践するまで知らなかったんだけど、市販の蕎麦ってフツーに小麦が入っているんですね。
小麦が入っていないやつは「十割そば」って言うらしくて実際食べてみたんだけど、やっぱり何かが違うんだよなぁ。

食感?味?舌触り?よく分からんけど。
いやー小麦って偉大。

 

先日友達と駅構内にあるビュッフェ形式のレストランにディナーを食べにいったんだけど、案の定というかなんというか、1500円近く支払ってほとんど何も口にできなかった。
商品名の横に記載されているアレルギー表示を見たら、もう9割5分小麦が入っている。

ひたすら白米と漬物を食べてその日は帰ったけど、こういう生活をしてみて気付いた。


小麦アレルギーの日本人が憐れすぎてならない。


今、この日本にどれくらい小麦アレルギーの人がいてそれがどのくらいの割合なのかは分からない。
だけど、それがたとえ0.001%にも満たないのだとしても、今の日本で小麦アレルギーの人が生きていくのは本当に苦しいと思う。

僕はそのうえ乳製品も遮断していたので、途中からは遠まわしに「死ね」って言われているような気がしていた。


とはいえ僕は小麦アレルギーではないから、「原材料の一部に小麦...を含む」とか「この製品は小麦...を使った製品と同一工場内で生産されています」という表記には多少目を瞑って口にすることができた。
だけど実際小麦アレルギーの方々はその表記だけで購入を断念せざるを得ない。後者についてはビミョーなラインだけど、楽しいはずの食事が毎度怯えながらというのは正直言って辛すぎる。

 

このような生活をしなければ小麦アレルギーの人の気持ちなんて考えることもなかったしその辛さのごく一部でさえ知る機会もなかった。
でもこうして低FODMAPを実践して、「これはいかんなぁ」と強く思った。


実際、小麦や乳製品を摂取しなくなってから面白いくらいにお腹を壊すことがなくなった。
この方法論が医学的に確立されているのかは知らないけど、近年欧米諸国で注目を集めているこの食事療法は、僕に限って言えばそれなりに効果があった。


僕同様に過敏性腸症候群の疑いのある人なら試してみるのもいいと思う。
健康維持のために食事から変えていきたい人もこの方策は有意義であると思う。

実際テニスプレーヤーのジョコビッチグルテンフリー(小麦不使用)の食事法を自著内で紹介していたりして、それなりに世間の注目も高まっているはずである。

 

まぁこのブログで世界を変えたいとか仰々しいことは言わないけどさ、ひとりひとりの意識の変化とか気付きとかで、少しずつ世の中が変わっていったらいいと思う。


先日某テレビで紹介された「ライスジュレ」というのがあって、これはヤンマーが開発したものなんだけど、

www.yanmar.com

この製品を使うことで小麦アレルギーの子供が生まれて初めてパンを食べたりできるわけですよ。


こういうものが溢れる世の中になったらいいなぁと、今回ばかりは真面目にそう思いました。

 

 

 

※ついにTwitterをはじめてしまいました。ただ、これにより当ブログのアクセス数が増えるのか否かという試行実験のためなので、ブログ更新時以外のツイートはありません。

あまり変化がなければすぐに解除しちゃいますので悪しからず。