中学生ブロガーとやらが台頭してきていいはずがない。
以前にもこのブログ内でTwitterをやっていないことを明言した僕であるが、しかし他人のTwitterを覗くのは比較的好きである。
ただし僕が好きなのは通称「リアルタイム検索」と呼ばれるような、見ず知らずの他人がつぶやく話題なんかを流し見する行為であり、「知り合いが今何をしているのか」というのは正直どうでもいい。
具体的に言うと、例えば偶然自分が見ていたテレビで気になったことがあったとしよう。
そんなときにふと「他の人も同じようなこと考えていないかなー」と思い、スッとスマホを手に取る。
するとやはりどこかの誰かがそのことについてつぶやいていた、と発見できるのがどういう訳かたまらなく嬉しい。
なんて書くと、ただの寂しがり屋にも思われかねないのだが。
そしてそんな流し見リアルタイム検索を敢行していた先日、僕はとあるつぶやきを発見した。
その内容とはたしか「とんでもない中学生ブロガー現る!」みたいな感じだったと思うが、とにかくそのツイートに付いていたリンク先がこれ。
umu3.comこんな僕でもブロガーの端くれとしてこの話題には飛びつかざるを得なかった。
だって気になるでしょ、こんなの。
というわけで実際ブログを拝見したのだが。。。
おいおいおいおいおい。
ちょっと一旦待ってくれよ、と。
待ってクレオパトラだよ、と。
待ってクレヨンしんちゃん、と。
ごめんなさい、しつこかったです。猛省します。
ただね、こんなクソつまらないギャグが矢継ぎ早に浮かんできてしまうくらい僕は衝撃を受けたんですよ。
いやさ、なにこれ。
別にね、僕だって自分の頭脳に自信があるわけでもないし、中学生相手にガチ嫉妬するほど精神年齢も低くない。
その上こんなブログですらろくすっぽ更新もしないクソブログ運営者が何を言っても負けですよ。
でもさ、いきなり独自ドメインっておいちょっと待てや。
なんてこったい、全ての無料ブロガーの夢を14歳かそこらで叶えてやがる。
おっと、一応「独自ドメイン」とは何ぞやってのを説明すると、このブログの記事URLが画面上に表示されていますよね。
まぁ書いてしまえば「http://ex-finprethe.hateblo.jp/entry/○○/○○/○○/○○○○○○」みたいなヤツ。
んでその中でもhateblo.jpってところに注目してほしいんだけど、これは言わずもがな「はてなブログ」のドメイン名。
他にもhatenablog.comとかhatenadiary.comとか好きなものを選べたのだが、いずれにせよ無料で使用させてもらっている。
というのもブログだろうとホームページだろうと、どんなサイトにもこういった「ドメイン」があり、それを借りなければ第三者がサイトを閲覧できないのだ。
しかし嬉しいことにはてなブログはそのドメインを無料で提供してくれており、僕はテキトーにhateblo.jpというのを借りて当ブログを運営している。
だがもちろん、月に1000円とか5000円とかを払って独自ドメインを入手している人や団体も多く存在する。
具体的にはミュージシャンのホームページとか有名ブロガーとかは独自ドメイン。
ぶっちゃけ何が違うのかというのを超端的に言うと、より多く儲けることができるのが独自ドメイン。
ブログとかの提供元が管理しているドメインでは広告収入がそのブログ運営会社の方に回り、僕みたいな運営者には入らない。
だから僕がどんなに頑張って記事を書こうと収入はゼロ。
ただの時間の浪費。ってなにやってんだよ自分・・・
まぁその他にもレンタルサーバーとか色々と説明すべきことは腐るほどあるのだが、正直面倒臭いのでパス。
独自ドメインだと先に述べたように更新料が発生するから、それを上回るアフィリエイト報酬や広告収入が見込めた場合のみ黒字営業が可能となる。
だから1日に5人とかしか訪問者のいないこんな辺境のブログが独自ドメインを取得したところで赤字になるのは猿でも分かる。
僕はそんな挑戦という名の無謀な旅に赴くつもりはない。
しかし。
しかしだよ?
話を戻すと、例の中学生ブロガーは初っ端から独自ドメインを取得している。
しかも多分これアレだわ。WordPressだわ。
おまけにSEO対策も万全のサイトURL。
まったくもってふざけているとしか言えない。
あ、WordPressとかSEO対策とか分からない方は調べてみてほしい。
余計分からなくなると思うから。
まぁ要するに現時点では「めっちゃヤベェ中学生」と思ってくれればそれでいい。
んでさぁ、読み進めると
- 興味を引くタイトル
- 色使いが多様で飽きない
- グラフが簡潔且つ見やすい
- 文章構成が完璧で理路整然としている
ざっけんなよゴラァ。
市場調査を入念にした上で需要を確信し、それを一度俯瞰して鑑みることで他ブログとの差別化戦略を実行。
おまけに「中学生」という社会的ブランド力を理解し最大限活用している。
そして彼はブログ内でお金を稼ぎたいと言っていた。
なのに独自ドメインをはじめから導入しているということ、それすなわち自分のブログに需要があることを確信し採算が取れると見越しての行動に違いない。
こんな中学生がいてたまるかってんだ。
マジでやってらんない。
それから何?マネタイズ?
あー知ってる知ってる。
アレでしょ?インド原産の香辛料の名前でしょ?
えっ、違うの?
ってのはさすがに冗談としても、「マネタイズ」とかIT用語を中学生が使っちゃいけねぇだろ。18禁じゃないのこれ。
僕のディクショナリーに登録されたのもつい数年前だわ。
それをなにか?
何歳も年下の?
未成年の?
中学生が?
戦略として?
活用している?
は?もう知らん。
寝まーすおやすみなさーい。