お金がほしい

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2020年10月をもって更新をストップします。永らくのご愛読ありがとうございました。

すぐ死ぬくせにうるさい蚊だ

タイトルは「咳をしても一人」で有名な尾崎放哉さんの詩「すぐ死ぬくせにうるさい蝿だ」を使わせてもらった。

最近寝つきが悪い。
本当に深刻。
そんな経験が無い快眠ライフを送っている人には分からないだろうが、かなりキツい。

たかが眠りと侮る無かれ。眠りにつくことができないのというのは医学的にも相当なストレス要因としてカウントされているらしい。

たしかに苦痛。

寝よう寝ようと思い続けているとますます目が冴える。その無限ループ。窓の外が少し明るくなってくると余計に焦って目が冴える。まさに強迫観念。英語で言うとコンパルション。多分違う。


それに眠れない夜は決まって昔やらかした様々な事象が走馬灯のように駆け巡ってきて悶え苦しむ。
宮崎駿さんが40歳になればそういったことは全てどうでも良くなるって言ってたらしいけど本当なのか?

だがそれだけではない。真夏の夜中はそれだけでは終わらせてくれない。
そんなときに限ってどこからともなくヤツが現れるのだ。

そう、あいつ。夏の風物詩。飛んで火に入りそうなあいつ。

蚊だ。英語で言うとモスキート。
ん?モスキートって英語なのか?ラテン語っぽい気もするけど。

そういえばNirvanaSmells Like Teen Spiritのサビでも出てきた気がする。

おそらく1:18秒あたり。

あれ、ここではあんまり関係ないけどNIRVANAって書いてあるTシャツをお持ちの方は当然この曲くらい知っていますよね?
なんて書くとマジで性格悪く見えそうだから書かないけど。

それは置いといて蚊ですよ、蚊。

どうして選り好んで狭き我が部屋に侵入しようとするの?
いや、まぁでもそれはいいよ。人間にも思想の自由とか認められているし、蚊の皆さんにも飛行の自由を認めてあげましょう。そこはちゃんと譲歩しますとも。

それに不本意とはいえ部屋に招き入れたのは僕のほうかもしれないしさ。
一方的に責めるのは間違ってるよね。ごめんなさい。

お詫びとして血を吸うのも許そうじゃないか。吸い放題でなんと無料。これなら文句もあるまい。
あ、でも蚊取りマットはもちろんやるけどね?

いやそこはさぁ、そっちの一人勝ちってのも納得いかないからさ、それなりのリスクを背負って血を吸いに来て下さいよ。
完全包囲網を敷いてお待ちしております。


あ、それからこれが一番大事なんだけど、耳の近くで飛ぶのだけはマジでやめてくれないか。
あれさ、どう考えても絶対わざとでしょ?

いいや、分かってる。そのくらい言われなくても分かるぞ。
あれだろ、構ってほしいんだろ?
分かります。僕にもそんな時代がありました。

でもさ、それならもうちょい早めに来てくれませんかね?
君たちさ、ようやく睡眠の波に入った瞬間を見計らって飛んでくるじゃん。

あれは何です?ちょいと陰湿すぎやしませんか?

それからここで言ってもしょうがないけど、深夜二時くらいにバイクを走らせている人たちは一体何をしているんでしょうかねぇ?
新聞配達なら分かるよ?でも明らかに違うじゃん。新聞配達でブォォーーーーンっていう地鳴りのような排気音絶対に出ないじゃん。

あれさ、バイクの音が若干蚊の音に似てるんですよ。めっちゃ馬力のある蚊が侵入してきたんじゃなかろうかって気が気じゃなくて、睡眠どころではなくなるわけですよ。
だからできれば控えてほしい。

いや、無理にとは言わないのでせめて自転車をかっ飛ばすくらいにしていただければなぁと。
ご検討のほどよろしくお願いします。