お金がほしい

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2020年10月をもって更新をストップします。永らくのご愛読ありがとうございました。

小話・体験談

台湾旅行記 その2

さて、まずは前回の更新から1週間近くあけてしまったことを深く謝罪したい。 でもね、僕だっていつでも暇というわけではないの。何を隠そう、先日までわたくしドイツのベルリンにおりました。 実は台湾旅行の話を書こうと思い至ったのも旅行つながりで、本来…

台湾旅行記 その1

さて、今回は台湾旅行中の小話を書いていこうと思っているのだが、前置きに時間を費やしてしまう前にさっさと話を進めよう。 いや、ほら。ブログに着手したばかりの頃はいきなり本題から入ったり、言いたいことだけをひたすらに捲くし立ててスッキリしたらさ…

早いものであれから1年経ちました。

ふと気付けば、あれから1年が経過した。光陰矢のごとし流水のごとしとはよく言うが、風化さえも是としてしまうのは正直いただけない。 人に歴史あり、社会に歴史あり。先人に学ぶべき事柄も多いだろうが、であればその無念も敗北感も寂寥感も同時に背負うべ…

近所づきあいと教育づきあい

今日の夕刻。斜陽がカーテンの向こうから射し込む黄昏どき、ピンポーンという呼び鈴が我が家に鳴り響いた。 宅配便か何かの勧誘かと思い、僕は仕方なしに重い腰を上げて玄関へと向かった。 いつも思うのだが、呼び鈴や電話というのは卑怯だ。例えば揚げ物を1…

ちょっと今からバイトやめてくる

というか、この前やめてきた。 このブログ内でも度々触れているが、僕はかつて塾講師のアルバイトをしていた。それも1年半近く勤務していたので割と長期だったと思う。 だが、元々僕は人と関わるのが不得手であったことや、そもそも他人に何かを教えられるだ…

さらば遠い遠い青春の日々よ

昨日の帰りに駅構内を歩いていると、透明なガラスの向こうでスタバのコーヒーを間にしながら高校生カップルがいちゃついている光景が目に入った。 そのあまりに傍若無人な愛を育む2人を見て、まぁ当然のことながら心の中では業を煮やして「地獄に堕ちろ」と…

小ネタ大放出祭り その2

このブログにおいて、僕は基本的に嘘ばかり書いているので今更気にする方もいらっしゃらないと思うが、でも念のため今一度言っておく。 私は根っからの大嘘つきです。 はい。というわけで、今回はあの伝説となった大人気企画が帰ってきました。ででんっ! 小…

TENGAのバキュームカップを友達にプレゼントした

まぁ、このブログではたまに下ネタとか汚らしい話とか、そういうのも結構書いているのできっと読者の皆さんにもその耐性はついていることと思う。 というかついていてほしい。えっ、ついているよね?大丈夫だよね? というわけで今回はそれを前提に、かなり…

昔ペットを飼っていた話

またもや昔話。マジで最近いっつも昔話ばかりしている気がする。 でもそれだけ本当に何もないということで、それはある意味平和なことなのかもしれないけど、そういうのは瓦解してから気付くものなので今は正直つまらないです。それが後に平和だったんだなぁ…

継続は難い。しかし何かは起きる。

ブログというコンテンツに係わらず、"継続"というのはなかなかに難しいものである。 つい先日、僕はこんな記事を書いたのだが、 ex-finprethe.hateblo.jp この中で僕は「校長先生の話の中で唯一覚えているもの」として、映画のネタバレ話を聴かされた話を記…

席替えという儀式の功罪

前回は学校ネタだったので、ついでに今回も学校ネタを。どうせ高校なんて卒業して10年もすれば大半のことは記憶から葬り去られてしまうので、書き留めておくなら1日でも早いほうがいい。 というわけで今回は「席替え」というシステムについて語ってゆこうと…

校長先生のおはなし

少し昔の話をしようかと思う。 僕は学生時代、公立ではなく私立の中高一貫校に通っていた。そして僕には姉がいて、その姉もまた僕と同じ私立の中高一貫校に通っていた。 だからその当時、小学校の同級生からは「お前んち金持ちだからいいよなぁ~」とか言わ…

消しカスと共に・・・

世の中には許せることと許せないことがある。または、許してもいいことと許したくないこと、と表現してもいいかもしれない。 そしてその線引きというのは人それぞれであり、場合によっては「えっ、どうしてこんなことで怒るの?」と思えるような堪忍袋のキャ…

大人になったということ

今、学習塾というのはどこでも無料体験授業を実施していて、最大1ヶ月程度、つまり3回程度はお金を払わずに授業を受けることができる。そして僕がかつて勤めていた塾も例に漏れずそのサービスをおこなっていたため、塾長からその担当を任せられることもしば…

洗い流せない過去

当ブログの記事を1つでも読んでいただいている方には周知の事実だが、僕は人類史上類を見ないほどに性格が悪い。 それはもう、例えば自分の出した屁が想像以上に臭かったとき、恰も自分は屁など出していないかのように周囲に振舞うほどの醜悪さ。惨めです。…

まえおき

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいた。 そんなある日のこと。いつものように、おばあさんは川へ洗濯に、おじいさんは山へ芝刈りに行かなかった。 おじさんもおばあさんも、もう何もかもが面倒臭くなってしまったのだ。 おばあさん…

学習塾の実態とススメ

さて、なんだか硬派なテイストのタイトルになってしまったが、今回は「ウチの子、最近成績落ちてきちゃったけど塾に通わせたほうがいいのかしら」なんていうマダムのために、僕が知る学習塾の実態とやらを曝していく所感である。僕の蓄積された知識が、今夜…

そこにはアニサキスがいました。

昨日のことだが、近くのスーパーマーケットで秋の味覚である秋刀魚を購入し自宅で食そうとしていたところ、なんということでしょう。 アニサキスを発見した。 アニサキスといえば、お笑いコンビ品川庄司の庄司智春さんがロケで鮭いくら丼を食べた直後から腹…

ち◯こがもげる夢を見ました

こんにちは。 突然ですが僕の息子が天国に召される夢を見ました。助けてください。震える僕の体をどなたか温めてください。 夢なので詳しくは憶えていないのだけれども、とにかく僕の息子が世界の果てまでイッテQしてしまった。もはや「あかーん」とか叫んで…

人生初の胃カメラ体験記

今日は初めて内視鏡検査をおこなったのでそのことについて書いてみようかと思う。 と、その前にそもそもどうしてこの僕が胃カメラをすることになったのかという経緯についてだが、単純に胃腸の調子が悪かったためである。 僕は小学校高学年あたりから今に至…

初めてメルカリで出品した

大した話でもないのだが、昨日初めてメルカリを使ってみた。 メルカリとは皆さんご存知の通りスマホでできる簡単フリマアプリの名称で、売れた商品の約80%が出品してから24時間以内だという売る人にとってはストレスの少ない環境が整備されている。 そして僕…

男と月と、それから女 (後篇)

どうでもいいかもしれないが前回までのタイトルとして、僕は何も考えず「前篇」「中篇」と付けてしまった。そのため今回は、どんなに過去の自分を恨もうとも「後篇」と書くしかない。 つまり、知らず知らずのうちに無理やりにでも今回で終わらせないといけな…

男と月と、それから女 (中篇)

今回は眠気に打ち勝てなかったため途中放棄した話の続きから書き進めていく。 ちなみにこれが前回の話。 ex-finprethe.hateblo.jp 一応本題に入る前にざっとおさらいをしておくと、高校時代共に陸上部に所属していた僕の友達であるAO木くんが、その1年上の先…

男と月と、それから女 (前篇)

僕という人間はこれまで異性に告白というものをしたことがないのだが、いや、これは別に同性に告白をしたことがあるという意味ではなく、ただ単に僕の人生において「告白しよう」と思った経験がなかっただけである。 というのも単純に「あー何かもうやべぇー…

扇風機スマホ破壊事件

ある晴れた日の早朝、静岡県のとある田舎にて世にも恐ろしい事件が起こった。 そう。これこそ後に200万人もの被害者を出した通称「扇風機スマホ破壊事件」として知られる事件の発端に他ならない。 「扇風機スマホ破壊事件」とは、2000年代に流行した「携帯ト…

改札口のトップランナー

正直こんな話はしたくなかったのだが、ネタ切れになるよりはマシだと腹を括った。だから話す。もとい、書きます。とはいえまずはじめに断っておかなければならないのだろうが、例によってこのブログは大した内容の記事を書かない。これまでの記事を見てほし…

初恋、そして思い出

突然だが、小学校高学年のころ僕には付き合っている彼女がいた。まぁ付き合っているとは言っても所詮は小学生。やること為すこと全て擬似恋愛体験のようなもので、手を繋ぐだけでドキドキしていたような、今思えば初々しくて何だか微笑ましい限り。 こんな僕…

「イイ人」の末路

「これはあなたのプリントですか?」 まるで中一の英語翻訳定型文のような質問が僕に向けられたのは、ついさっきのことであった。僕はそのとき座って机に頬杖をついていたのだが、すると突如見知らぬ男性が上の疑問文を僕に投げかけたのだった。「いいえ、違…

外人にお金をせがまれた話

どうでもいいけど外人をひっくり返すと「人外」となり、かなりさもしい侮蔑用語になるようだ。ホントにどうでもいいけど。さて、ちょうど一年前くらいだったか、僕は外国人からお金をせがまれたことがあった。それは最寄駅で電車を降りて自転車置き場へ向か…